2019年1月7日月曜日

釣納めはスマグラーでカーピング

例年、年末の釣納めや年初の釣初めは鯉釣りと決まっています(?笑)。
近年は真冬でも釣りが許されている渓流や、そもそも禁漁のない管理釣り場も多いのですが、やはり寒いのが苦手なので近郊の鯉釣りをのんびり楽しむのが冬の気分です。




そんな鯉釣りを楽しむとき、いつもはアブのマッチフィッシング用カープタックルを持ち出すことが多かったのですが、今回は趣向を変えてハーディのパックロッドでもっとお手軽な釣行を試してみました。
ロッドは入手後、何度か実践投入(マス&バス)はしているものの未だ魚の引きを味わっていないグラファイトスマグラースピニングロッドです。
見た目はきゃしゃなこのロッド、はたしてパワフルなコイのファイトに耐えうるのでしょうか。


ロッドの性質上、吸い込み仕掛けでブッコミなんて言うのは無理なので、ここはやはり正統派ユーロスタイルらしく(?)コーンをエサにフロートリグ(浮子釣り)で狙うことにしました。
使うウキはバルサ材で作ったオリジナルです♪

いつもコイが見られる溜まりのポイントに同じコーンをぱらぱら巻いて様子を見るもなぜかこの日は無反応・・・というか目視できるコイがいない。
どうする?
困った時のパン頼み。こんなこともあろうかと釣場へ来る途中のコンビニで食パンを一斤買っておいたのでした。
流れのある浅いポイントに場を移してちぎったパンを巻いてしばらくすると、下流からコイが寄ってきました。
水面を流れ下るパンを次々に吸い込んでいます。


そこでウキのついた仕掛けのまま、オモリだけ外してちぎった食パンをエサにそっと仕掛けを投入すると、やって来たコイは何のためらいもなく針のついたエサを吸い込んだのでした。
コイが反転するのを確認してから合わせを入れて、フィッシュオン!
さあ、待ちに待った重量級ファイトの時間です。
魚は流れを下ったり上ったり走り回って、時にジャンプするように水面へ躍り出ます。予想通りの重いファイトなのですが、魚の引きがいつもと違う。
というか、竿の感触がいつものコイ釣りのそれじゃない。

カーボングラファイトの竿なのに、曲がり方、矯め方がむしろバンブーなんですよ。バンブーロッド独特のグーンと乗せてイナす感じ。
驚きました。この竿を手にしたときからバンブーライクなアクションであるということは分かっていました。ただそれはロッドの曲がり方であって、まさかここまで「釣り味」がバンブー寄りだとは思ってもみませんでした。
この頑固さ?執念?これぞまさにハーディです!脱帽!

魚の写真は撮っていなかったのですが、簡単な動画があるので宜しければご覧ください。


さて、そろそろ新年の釣りの予定を立てようか♪

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