グリーンハート(木材の種類)製だと思われる、かなりくたびれたスピニングロッドを手に入れました。
しかも1500円です!(笑)
6ピースで一節はおよそ40cm。 全長は実測で230cmです。 |
わずかに残ったガイドは針金グルグルタイプ。 ただしこれが廉価だと言うのは早計で、アバクロンビー&フィッチ の古いロッドにもこのタイプが使われているものがありました。 |
3番目のブランクには割れを修復した跡が。 粘着の強いテープで巻いた跡も残っています。 しっかり接着されているのでここが再び割れることはなさそうです。 一応補強と見栄えを考えてスレッドを巻いて隠そうかな。 |
ハンドルピースのフェルールは割れがあり、抜けています。 これもエポキシで接着して、上からスレッドを巻くのが良さそうです。 |
と、まぁ金額が金額だけに散々な状態なのですが、 全体の雰囲気は悪くないんですよね。 段巻きの跡もあるしラッピングのグリムゾンカラーも 高級路線を物語っているし・・・ |
元側の3本には同じ素材のフェルールキャップも付いています。 金属製のキャップってはじめて見ましたが、細かな彫金も施されて なかなか凝っています。 |
メーカーやモデルの名称はどこにも記載されていないのですが、 グリップ形状は以前アメリカのロッドに見たことがあるような。。 珍しい籐巻きのハンドルもオシャレです♪ |
フェルールキャップといい、ハンドル(リールシート)のこなれたデザインといい、モンターギュやアイレックスあたりが作っていそうな気もするけれど・・・。
まぁ、メーカーがどこかはさておいて、ざっと見ただけでこのロッドの素性の良さは分かります。
ロッドアクションに関しては、どちらかと言うとフライロッドのそれに近いモデラートです。
グリーンハートと言う素材はスプリットケーン(いわゆるバンブーロッド)が広まる以前は、フライロッドとしてもメジャーな素材でしたから、まぁ納得するところです。
またレングスが230cmというところから察してもルアーロッドでは無いように思えるので、コースフィッシング用なのかもしれないですネ。
もちろん、かなり強い曲がり癖が付いているので、全部つなぐと「蛇かよっ!」って感じですが(笑)、それもまた良いじゃないですか。
さっそくリペアを開始して、暖かくなったら鮒釣りとか・・・、いやいや玉ウキ仕掛けでブルーギルやバス釣りにでも持ち出したいナ。
河口湖辺りで芝生にサンドイッチ広げながらミミズエサを垂らして遊んだら愉快だな。
0 件のコメント:
コメントを投稿