2016年7月3日日曜日

浮子釣りワーム入門

さて、前回のエントリーで渓流トラウトフィッシングの新しい形(?)に触れましたが、鉄は熱いうちに打てとばかりに、気分が乗っているところでピンクワームを持ってホームの里川へ出かけてきました。


上の写真をご覧の通りです。毎年のこととは言え、ここまで両岸共びっしりとブッシュに覆われてしまうと橋や堰堤の脇のわずかな隙間を探す以外、文字通り流れに取り付く島もありません。
水面の幅は狭いところでは1mを切っています。こうなると例え流れにエントリーできたとしても真っ直ぐキャストして真っ直ぐ引くしかありません。ルアーにしろフライにしろ困難極まりないですよね。


そこで今回は浮子釣りなのであります。フロート・リグです。
カナダで買った現地のトラウト用のフロートもあるのですが、今回は自作のバルサ浮子を使います。
エサ代わりのワームはピンクのトラウトワームです。
今回は入門編なのでリールはスピニングリールを使っています。渓流のトラウトが良く似合うガルシア・ミッチェル304で、ニューヨークの蚤の市で買ったものです


ちなみにロッドはハーディのバンブーロッドです。フライキャスティング用にもスピンキャスティング用にも使える変わり種ですが、今回は10フィートのスピニングロッドとして使います。
蛇足ですがリールシートより後ろのグリップは自作の取り外し式。


釣り始めたのは朝8:30頃だったかな。すでに暑い。
上の写真がその釣り始めの場所なのですが、真ん中付近に石が二つ並んで水面に出てますよね。その上流側(奥)のブッシュの際を流し込むように釣りを開始しました。

すると3投目くらいだったと思うのですが、いきなり当たり!
反射的に合わせるとしっかりヒット!20cmほどのニジマスのようですが初めての釣り方であっさりとヒットしてしまったので、ここは足場が高いこともありランディングの場所を探しながらしばらく引きを楽しんでいました。


すると油断し過ぎたのか、フッとラインがたるんで魚は逃げて行ってしまいました。
ちょっと残念ですが、この最初のヒットで自信になりました。
さあ、次行こ、次!


ところがそんなにうまくはいきませんね。気温は30℃を超え、当然ながら水温も余裕で20℃を上回っています。
この日はずっと釣り下って行ったのですが、次第に水質が悪くなっているようでした。
そんなこんなで11時を回ったころに集中力切れ。この日はここまで。

結局釣ることはできませんでしたが、この釣りの可能性は広がったように思います。
そのうちまたチャレンジしてみよう。
あ、でもやはり10フィートの竹竿は重すぎます(笑)。次はもっと軽い竿にしよう(笑)。

***


蛇足ですが、今年は全国的に熊被害・目撃情報共に多いですね。
直接的な被害こそありませんが、この川の周辺でも多数目撃されています。
注意しましょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿