お盆休暇を利用して奥日光・湯の湖へ行ってきました。湯元キャンプ場を利用したキャンプフィッシングです。昨年は行かなかったのですが、湯の湖そしてそこから流れ出して中禅寺湖へ落ちる湯川へは毎年何度か釣行を楽しんでいます。
今回もそのつもりで湯の湖・湯川両方を楽しもうと目論んでいたのですが、キャンプ2日間とも生憎の雨。それも時折豪雨と呼んで良いほどの降り方をして、とても釣りどころではなく、むしろ今回20数年ぶりに新調したテントの耐水試験の様でした(涙)。
ちなみに専用のポールは無くて、トレッキングポール等を代用すると説明書きがありましたが、ないものは作ってしまえホトトギス、と工作してみました。仕舞寸法が中途半端なのは切断の手間を省くべく30cm定型のアルミチューブを使ったためです。
ちなみ僕のシェルターは近頃話題(?)のモノポールシェルター。以前から興味はあったのですがいまいち購入に踏ん切りがつきませんでした。
今回購入に至った決め手は、①安い!②インナー一体型、の2点の要素が大きかったです。
一般的なテントと同様、この手のテントもピラミッド型のフライシートとインナーが別々になっているのが普通ですが、このモデルはインナーが一体です。一体型と言うよりもバスタブフロアがメッシュでフライシートにつながっているという表現がぴったりです。
そして実際のキャンプ。自作ポールは使い勝手十分。
そして床面積の半分が土間になっているのは思った通り使いやすい。タープがなくても幕内に道具一式を置いておけるのは荷物を減らしたいソロキャンプにはもってこいですね。(もちろんテントの形がどうあれタープがあった方が良いには決まってますが、笑。)
カタログ上の寸法でいうと、アウターの面積は2.4x2.4m、頂点の高さは1.35mと一人で使うには十分で雨の中フライを閉め切ってもそれほど圧迫感はありません。
最近のナイロン生地は非常に薄く軽量ですがシリコンコーティングされていて防水性は問題ないですね。豪雨と呼んで良いような時間帯もありましたが、不安は全くありませんでした。強風が吹き荒れる環境でなければ十分だと思います。
テントの構成がほぼフライシートのみのシングルウォールなので、結露がどの程度か不安だったのですが今回はシェルの内側に雫がつくようなことはありませんでした。ただし何かの拍子で大粒の雫がテントを叩いたときなど、室内にパッと霧状に飛沫が上がりました。それが結露した水分なのか、或いはシェルの縫い目が保水した分なのかはわかりません。時折、霧雨が降るような感じですね。僕はその中で寝ていてもあまり気にならなかったのですが、マットやシュラフ表面には飛沫の跡が残っていたので、雨の中で連泊するならシュラフカバーは持っていた方が良いですね。
でも、正直なところ僕が一番気になったのは、インナーとなるフロアもシェルと同素材のシリコンコーティングなので防水性は良いものの、非常に良く滑るということです。
地面に若干傾斜があるだけで知らず知らずマットが滑っていきます(笑)。滑り止めもあった方が良いなと思ったのですが、最近のテントを使ってらっしゃる皆さんはどうしているのでしょうか?
つまり何が言いたいかと言うと、コットを置く余裕はありませんということです。
シングルポールテントの場合、大体45度の角度で壁が立ち上がりますから、2.4m四方のサイズでは僕の身長だと市販されているロータイプのコットでも無理ですね。
雨の中、ルアーも投げてみましたがちょっとモチベーションが維持できませんでした。そんな状況の中で沖にやってきたボートの釣人がウキ釣りで簡単に釣り上げているのを見るとあっけなく僕の心は折れてしまうのでした。
ちなみに今回はアンバサダー6000に12ポンドのレッドコアラインをスプール目いっぱい、ちょうど90ヤード巻いていて、これでローボートで表層トローリングも試してみようとも考えていたのでした。もちろんこれも断念してしまったのですが。。
まぁいいさ。今回は雨のキャンプを楽しむんだ。
お気に入りのタックルを前に雨音を聞きながらコーヒーを味わおう。だって酒持ってくるの忘れたから仕方ない。。
うん、コーヒーが旨い♪
なんだか今回はテントの商品レビューみたいになってしまいました(苦笑)。こりゃ、近いうちリベンジしないといけませんね。Tight line!
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