2015年3月18日水曜日

ABU, Caster 152 Zoom

アブ、キャスター152ズーム。
当時のABU社のタックルグレードによれば「ズーム2」または「フィッシング2」と呼ばれるパワーとなっています。
ルアーウェイトにして10~30gなので、日本の一般的なグレードにするとミディアムからミディアムヘビークラスといえるでしょうか。
もちろん現在の超高弾性カーボングラファイトとは比べるべくもありませんが。。

アブ、キャスター152ズーム
ABU, Caster 152 Zoom

スウェーデン語版のカタログ "Napp och Nytt73" p84-85.




センターフェルール。このロッドに限らずABUのメタルフェルールは
経年によるがたつきや緩みはほとんど生じませんね。
さすが工業国スウェーデンの面目躍如といったところでしょうか。

ギャランティー・ステッカーは一部剥がれあり。




やっぱりこのダブルハンドルのデザインは格好良いですね!(笑)

リールシートのABU刻印は「なで肩」タイプ。

グリップエンドのロゴはABUと「スヴァングスタ」の両刻印タイプ。
キャスター152は上記カタログの年代からも分かる通り、1970年代でも製造・
販売されていましたが、写真の通り「なで肩ABU」マークと「スヴァングスタ」の
ロゴが用いられていることから、このロッドは60年代のモデルだと分かります。

このロッドは実際に良く使ったナァ。
芦ノ湖でショアからスプーンを遠投したり、カナダでバスやパイクを釣ったり、でも一番良く釣ったのは多摩川河口域でのシーバスだったかな。

十分愉しませてもらいました。

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