2001年12月31日月曜日

カディスのエビおじさん (2001)

スペイン内陸の古都サラマンカを後にして、僕はアンダルシア地方をのんびりと楽しんだ。
セビージャではゴシックのカテドラルと春祭りを、グラナダとコルドバではあまりにも華麗なイスラム建築の傑作をそれぞれ楽しんだけれど、それはこのウェブサイトとは別の話。
そう、ロルカの詩集を片手に散策した、サクロモンテの丘で出会った彼女との思い出も、彼女が僕に伝えたイスラエルにあると言う僕の名前に似た街のエピソードもまた、別の話。

2001年12月30日日曜日

“美しい海”という名前の街で (2001)


グラナダからアルヘシラスへと向かう途中に、“マルベージャ(Marbella)”という名前の町を通り過ぎた。
シェラ・ネバダの中腹に築かれた古い都市を出たバスは、次第に高度を下げやがて海岸近くを走ることになる。
そこではじめてちらりと車窓から海を覗くことができたのが、そのマルベージャの付近だったと思う。 “美しい海”という意味の街だ。 

2001年12月29日土曜日

パイクについての蛇足・補足・追記


故・開口健氏の書籍を久しぶりに開いてみたら,やっぱりこの魚についても楽しいエッセイを披露していて夜更かしのコーヒーとともに心が躍った。

2001年12月28日金曜日

トルメス川のカワカマス (2001)


“ルスィオがいるのさ”と、両手を大きく広げながら、ローマ橋の少し上流でぬかるみに釣り座を構えた釣師が教えてくれた。