ラベル フライフィッシング の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル フライフィッシング の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2018年8月25日土曜日

ベルギーの鱒釣り

 ベルギーのフィッシングガイドに「君の川の近くでホテルがあったら教えてくれないか」と頼むと幾つかのホテルリストを送ってくれたのだけれど、そのリストの一番上に書いてあったのが「お城」だった。

2018年7月31日火曜日

晴れても釣れぬ奥日光

 昨年の強雨キャンプのリベンジを果たすべく今年もソロキャンプへ行ってきました@奥日光・湯元キャンプ場です。
 からりと晴れた快晴の二泊三日のキャンプ行。期待の高まりに比して結果は・・・

2017年10月31日火曜日

南方系鯵浪漫とマングローブ賛

 ライトソルト系ルアーマンにはなじみのあるメッキ、つまりヒラアジの仲間である南方系アジ類の総称ですが、このメッキを沖縄ではガーラと呼んでいます。

これは12年前のカスミアジ。

もう12年も前になりますがはじめて沖縄地方を旅して以来その魅力に強く惹かれ、沖縄本島や宮古島などちょこちょこと家族旅行を重ねて聞きたのですが、なかなか釣りをする機会は得られませんでした。
 それが昨年、今年と2年続けて西表島で釣りを楽しむことができました。同じ家族旅行ではありますが、子供に手がかからなくなってきた分、短時間ながら釣りに興じることができるようになり、久々の南国フライフィッシングに大満足したのでした。

2017年8月15日火曜日

雨キャンプとモノポールシェルター

 お盆休暇を利用して奥日光・湯の湖へ行ってきました。湯元キャンプ場を利用したキャンプフィッシングです。昨年は行かなかったのですが、湯の湖そしてそこから流れ出して中禅寺湖へ落ちる湯川へは毎年何度か釣行を楽しんでいます。


2017年7月21日金曜日

毛鉤硅竹

 【雑魚釣りは硅竹で】という以前のエントリーで、喜楽釣具の「硅竹」というグラス製振出竿について紹介した際、「グリップにコルクがあしらわれたテンカラ竿仕様もあったようです」と書きましたが、後日、実際にそのテンカラ竿を手に入れることができました。

2017年3月27日月曜日

フナダモの話

 釣った魚を取り込むとき、ランディングネットを使う方も少なくないと思いますが、子供のころはタモアミまたは単にタモと呼んでいました。人によってはタマアミ、タマと呼ぶこともあるようです。マブナ釣りに凝っていたときはあえて「鮒(フナ)ダモ」とも呼んでいました。

2017年2月13日月曜日

マスター・オブ・ライフ或いはファン・カルロスについて

 浦沢直樹氏の傑作漫画のひとつに『MASTERキートン』があります。保険の調査員で糊口をしのぎつつ、いつの日か自分の信ずるドナウ文明の発掘を夢見る市井の考古学者の冒険譚、ミステリーであり、また人情モノでもあります。どのストーリーを読んでも気持ちよく感動できるのですが、中でも「瑠璃色の時間」(第7巻 CHAPTER:3)という物語の冒頭が実に爽やかで心に残ります。
 イングランド、コーンウォールの海岸沿いで路線バスに乗っている少年時代のキートンに、そのバスの運転手が語り掛けます。「坊や目がいいんだな。目がいいと人生は楽しい。」「坊やはきっと人生の達人(マスターオブライフ)になれるぞ。」
 眼鏡が手放せない僕はすでに40代の半ば。僕にもマスター・オブ・ライフに近づくことができるのでしょうか?

眼差しの優しい白髪のダンディ、ファン・カルロス。
もし人生の達人がいるとしたら、それは彼をおいて他にないだろう。

2017年2月10日金曜日

狩人的小話⑦「鶏」

 前回の【狩人的小話⑥「雉」】で、このシリーズ(?)は一度閉じようかと思っていたのですが、フライフィッシングあるいはフライタイイング的な視点で見ると、やはり鶏(ニワトリ)に触れないのもどうかと思うので、最後に鶏についても僕の体験を交えてみようと思います。
 もちろん鶏は家禽なので【狩人的】とは言えないのですが、そこはまぁ完全釣師ゆえの戯言と目をつむっていただけると幸いです(笑)。

スペイン、レオン産ニワトリ。
一般的にはその羽根(ハックル)がコック・デ・レオン Cock de Leon の名称で有名。

2017年1月20日金曜日

狩人的小話⑤「襟巻雷鳥」と「鶉」

 七面鳥(ターキー)に触れたついでにもう一つのゲームバード(狩猟鳥)についても紹介したいと思います。
 アメリカのフライタイイング教本やパターンブックなどを見ていると、よく名前が出てくる割に実態が分からない鳥が幾つかあります。ターキーなども我々日本人には決して馴染みのある鳥とは言えないと思いますが、それでもその存在については漠然としていながらも相応の知識は持っているし、他の鳥と間違えることはないですね。
 ところが「グラウス Grouse」と聞いたらどうでしょうか。試しに辞書を引くと「ライチョウ」と書いてあります。日本の雷鳥は天然記念物だからハンティングなんてもってのほかで、養殖されているという話も聞かないからフライマテリアルとして流通することはないと思うのですが、そうすると北米のライチョウはずいぶん数が多いのだな、などと想像をめぐらしていました。ところがよくよく調べてみると数が多いということを別にすれば日本の雷鳥と北米のライチョウとの間には若干異なる事情があるようです。

襟巻雷鳥(ラフドグラウス)の羽根

2017年1月19日木曜日

狩人的小話④「七面鳥」

 実はモグリ(「狩人的小話③鴨」参照)の鉄砲撃ちとは別に本物のハンターも近所にいました。
 タカノブは僕と同じ町内に住み、小学校から高校まで同じ学校に通った友達で、小・中学校時は同じ野球チームのメンバーだったし、色白でひょろひょろしているところは僕とよく似ていました。高校生になると同じ学校へ通ってはいても、お互いに野球を離れ一緒に遊ぶことはなくなりましたが、それぞれスケボー片手に自転車で走る姿を街角で目の端に捉えてはいました。高校を卒業してからは会っていないけれど、そのタカノブの父親は会社勤めながら狩猟を楽しむ趣味人でした。

野生のターキー(七面鳥)の群れ@カナダ

2017年1月16日月曜日

狩人的小話③「鴨」

 もう30年以上も前のことだから言っても良いと思うのだけれど、父親の友人の一人にモグリの鉄砲撃ちがいました。モグリと言うぐらいだから本格的な猟師ではなくて、おそらく大工の頭領だった僕の父親の下へ出入りしていた職人の一人だったのだろうと思う。
 冬になると鉄砲を持ち出して、枯れた葦の密生する湿地に潜んでは渡り鳥を撃っていたようです。当時、僕の実家に隣接していた下小屋(大工仕事の作業場)に何度かその鉄砲を見せに来たことがあったのですが、その中で一度、僕も空気銃を撃たせてもらったことがあります。枯れ山に入ってスズメを狙ったことや、足元に並べられたスズメの姿を覚えてはいるのですが、果たしてそれらが自分で撃ち落とした獲物だったかどうかまでは記憶が残っていません。
 食べるのかと聞いた時に「骨ばっかでちっとも美味か無ぇ」と誰かが吐き捨てたセリフも覚えています。

マラード・フランクフェザー(鴨の脇腹の羽)をウィングに使った
ウェットフライで仕留めたブルックトラウトのモンスター!

2017年1月5日木曜日

狩人的小話②「鹿」

 都心に住んでいる関係で、主に釣りに行くのは東京近郊の川がメインとなる。湖へ行くこともあるけれど、やはり流れの中で毛鉤を振る誘惑は耐え難いな。僕のホームリバーは郊外の観光地も近い里川なので、それなりに地元漁協の放流はあるものの春先から様々な釣師が集まるから渓魚たちが廃れるのも早い。
 3月の「渓流解禁」の声を聞くと居ても立ってもいられず川へ向かうけれど、最初の月は地元の餌釣り師に挨拶に行くようなもので、ほとんど釣果は見込めない。水生昆虫の幼虫を模した毛鉤「ニンフ」を使っても、さて一日やって2、3度当たりがあるかどうか。スーパーの買い物袋に無造作に放り込まれたヤマメを片手に、「今年は釣れないねぇ」なんてにこにこ顔で挨拶を返してくれる老エサ釣り師が羨ましくないと言えば嘘になるだろう。

2017年1月2日月曜日

狩人的小話①「川」


 欧州の田舎をバックパック担いでてくてくと歩き回っていた時期があって、その頃特にスペインのカルチャーには強い興味を覚えていました。スペインは欧州の中でも独特の文化を有していて、何度行っても興味が尽きることはありませんでした。

2016年10月28日金曜日

タイトル変更しました

ふと思い立って、ブログタイトルを変更しました。

旧タイトル 「Talk about fishing」 から、

 ↓

新タイトル 「The Incomplete Angler」 です。

当然、『釣魚大全 The Complete Angler』へのオマージュですが、それだけに餌釣りや疑似餌釣りについて、今までよりももうちょっと頻繁に更新していこうと思います。

今後ともよろしくお願いします。

***

ところで先日、11年ぶりで西表島へ行ってきました。
家族旅行のついでにフライフィッシングもしてきたのですが、その様子はフライフィッシング専用ブログの方へアップロードしています


宜しければご覧ください!

2016年1月6日水曜日

フライ&スピンでカープフィッシング

先日、グリップのリペアで「フライ&スピン」に仕立てた古いグラスロッドですが、この釣竿を持って2016年の初釣りプチ遠征を楽しんできました。

いかに釣りものの少ないこの時期とは言え、管理釣場というのも芸がないので郊外の水田地帯を流れる小河川でコイ釣りです。

正月らしい雲のない快晴の青空と、ちらりとのぞく雪帽子の富士山。

2015年12月11日金曜日

グリップ交換で・・・フライ&スピン!

コルクグリップが割れちゃったよ。

3年位前だと思うのですが、中古のフライロッドを購入しました。確か値段は600円足らず(笑)。

2015年11月24日火曜日

少年の魚釣りはラスカルと共に

霞ヶ浦でアメリカナマズ(チャンネルキャットフィッシュ Channel catfish)釣りに興じた一日をレポートしたところですが、実は時を同じくしてスターリング・ノース著『はるかなるわがラスカル』を読んでいました。


誰もが知っているあの傑作アニメの原作です。
その物語の中に釣りキチ少年の夢の様なエピソードが散りばめられているので、是非紹介したいと思います。

2015年11月17日火曜日

バンティ・アウトフィットに憧れて

オリジナルのフライフィッシング・アウトフィットを作りました。

以前、アバクロンビーのパスポートというそりゃ素敵なパックロッドを紹介しました。
僕はそのパックロッドで魚を釣っては「アバクロンビー&フィッシュ」と嘯いているのですが、アバクロンビーのミニチュアロッド(?)にはもう一つ「バンティ Banty」というロッドがありました。

このロッドは名前が示す通りレングスが僅かに4’4”と非常に短い、2ピースのグラスロッドでしたが、このロッドの魅力一層引き立てているのは、小型のタックルボックスと一緒にアウトフィットとして流通していたことです。
もちろん単にロッドとリールや小物がセットで販売されていたから良いという訳ではなくて、そのセットのデザインが秀逸。

プラスチックで作られたタックルボックスとロッドケースは、釣具と言うよりもはや絵の具セットのよう(笑)。
ご興味のある方はご自身で調べて頂くとして、僕はと言うとそのアウトフィットに憧れるあまり自分で真似して作ってみました♪