2016年7月22日金曜日

ERALEX reel by Hardy Bros.

ハーディが誇る異色のベイトキャスティングリール「エラレックス Eralex」です。



いわゆるダイレクトドライブ・リールですが、他メーカーとは一線を画する豪華リールであることは一目瞭然です。
また見た目だけでなく、回転も非常にスムーズ。唯一難点を挙げるとすれば・・・重い(苦笑)。アンバサダーに慣れているとはいえ、さらに重く感じます。まぁ、その重さも含めて圧倒的な存在感と言えるでしょう。

ちなみに写真の後ろに映っているのは付属のリールボックスですが、一見レザーに見えるものの、レザーを使っているのはベルトのみで本体はカードボード製でした。このボックスの形式は作られた年代によって幾つかバリエーションがあるようです。


機能的な特徴を言うと、ハンドルとは逆側のプレートの軸受けの上にクリッカー、軸受けの斜め下にドラグブレーキが設けられています。
クリッカーがあるということは、エサ釣りで置き竿にして待つ釣り方が想定されているということですね。
コースフィッシング(エサ釣り coarse fishing)の一分野として、パイク釣りも盛んですからヘビーなプレデターフィッシングにも用いられたのでしょうね。


僕はダイレクトドライブのリールについては明るくないのですが、その手のリールにしてはブレーキシステムがあるのは珍しいのではないでしょうか。
もっともダイレクトドライブゆえに、ドラグブレーキを絞めると逆転時のみならず正転時もハンドルの回転が重くなってしまいますが。。これはフライリールなどでも良くあります。


それと日常的なメンテナンスに対応してですが、リールを分解しなくても必要な個所にオイルを射すことができるのは便利です。リールカバーの必要な場所に穴が設けられているのですが、開閉式のカバーが付いて辺りにも作りの良さを感じます。


こういう特徴的なリールを使うときに問題になるのがロッドとのバランスですね。これくらいユーロ感が漂ってしまうと正直なところ富士グリップやチャンピオングリップなどでは見た目が合わないように思います。
そこでアブのロッドにつけてみたところ、見た目は悪くないのですがクランクグリップではリールのレベルワインダーの下が当たってしまいました。ストレートグリップでなければいけないようです。


そこで冒頭の写真のようになりました。
ロッドはリールと同じくハーディのバンブーロッド「オールインワン All in one」をスピニングロッドとして使っています。さすがに同じメーカーだけあって違和感はありません。というかビンテージ感マックスで格好良すぎます!(笑)

まぁどんなロッドに合わせて、どんな釣りに使うかこれからじっくり楽しみたいと思います!

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