2017年3月27日月曜日

フナダモの話

 釣った魚を取り込むとき、ランディングネットを使う方も少なくないと思いますが、子供のころはタモアミまたは単にタモと呼んでいました。人によってはタマアミ、タマと呼ぶこともあるようです。マブナ釣りに凝っていたときはあえて「鮒(フナ)ダモ」とも呼んでいました。



 今はもうフナ釣りはあまりしないのですが、それでも鮒ダモだけは現役でフライフィッシングの役に立っています。特に僕の愛用している鮒ダモはステンレス製の四つ折りフレームなので、携帯性がすこぶる良いのが特徴です。網そのものもヘラブナ釣りで使う例のメッシュ系なので魚を傷めることなく掬い、リリースすることができて気に入っています。

右が30年愛用している昭和の鮒ダモ。
左が数年前に買い求めた新しい鮒ダモ。

 実はこの鮒ダモを僕は3つ持っているのですが、一つは昔から使い続けているもので、残りの二つは数年前に新たに買い求めたものです。古いものは何しろ30年位前のものですから色あせはひどいのですが、他にマイナスポイントがありません。網の破れもなくまだまだ安心して使えます。ところが新しい網はフレームの角が当たる部分が簡単に破れてしまいます。

柄に接続する部分の破れ(左)。

フレームの折り畳み部分の破れ(左)。

 フレームを通す袋の部分だから多少破れても魚を掬うという機能的な問題はないのですが、ちょっと気分は良くないですよね。そこで破れがひどい網を思い切って交換してみました。同じ素材のスペアと交換しても同じように破れることは想像に難くないので、サイズの近いラバーネットを装着したのですが・・・印象は全く変わりますね(笑)。

新しい方の鮒ダモをラバーネット化しました。

 今までも鮒ダモと言いながらマスをメインに掬ってきたのですが、ラバーネットを付けるともう管理釣り場仕様(?)の雰囲気満点です。まぁこれはこれで水切れも良いので良しとしましょう。

ピンぼけですが・・・、早速ブラウントラウトを掬ってみました@桂川忍野 2017-03-18.

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 ところで僕はこの鮒ダモの柄を付け替えることで釣り場に合せて使い分けています。渓流で使うときは短い柄、桂川忍野のように足場の高い場所で釣るときやボートでは長い柄といった具合です。特に桂川忍野用のネットには古い振出渓流竿を流用して2m弱の「玉の柄」を作っているのですが、仕舞寸法も短く四つ折り鮒ダモの携帯性を損なわないので重宝しています。最近はこの手の「磯ダモ」風ランディングネットも各釣具メーカーから色々なタイプの格好良いものが販売されていますが、昔は見かけることはなかったですから。
 ちなみに短い渓流用の柄もアルミパイプを使って自作していたのですが、先日新たに木製で作り直しました。

"Hardy's Anglers Guide Fishing Catalog Season 1911 Reprint" p304.

 きっかけはハーディの古いカタログに僕の鮒ダモと同じステンレスフレーム四つ折りのランディングネットが掲載されているのを見つけたことです。1911年に同じタイプのネットがイギリスで販売されていたことに驚いたのですが、それなら僕の昭和時代の鮒ダモも英国アンティークっぽさを出してやろうと思い立ったわけです!(笑)


 木製の丸棒にオイルステンで塗装し、ヘラ竿の握りの要領でグリップを設けました。そのままだとむしろテンカラの方が似合いそうな和風っぽいデザインなのでグリップエンドに球形の飾りをつけて・・・どうですか、英国っぽい鮒ダモになりましたか?(笑)やっぱり和風か。

今シーズン初ヤマメ@ホームリバー 2017-03-27.

 それはそうと、悩んだのは木材の種類です。網に色がついているので白木よりも色味のある木材が良いかな、水に強いのは何だろうか等々。
 結局何にしたかわかりますか?

 使った木材は・・・、タモ!おあとがよろしいようで♪(笑)

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