2015年5月6日水曜日

ミルワードのバンブーロッド

実は一月ほど前に、渓流のヤマメ釣りでメインに使っていたグラファイト製のフライロッドを折ってしまいました

で、その後継となり得る3番ライン用のロッドを探していたのですが、ひょんなことから英国ミルワード社 Milward のビンテージ・フライロッドを入手してしまいました!


レングスは8フィートで、当時(1930年代頃の製造と思われます)としてはショートロッドの部類といえます。
またアクションは非常に繊細で今のラインウェイトで言うと4番を中心に3~5番が使えそうです。
もっとも手持ちの5番と比較すると、かなり柔らかく感じるのでやはり3~4がメインかな。


早速3番のシルクラインが巻いてある、折れたヤマメ竿に合わせていたフライウェイトをセットして桂川忍野へ。


ウェットフライをセットして流れを泳がせ、ライズの手前でテンションをかけてフライを浮き上がらせるように誘ったら・・・。
「クンッ」と小さく押さえ込むような当り。ヒット。
その後は荒れ狂い、スレか或いはコイかと疑うほど水面を乱します。
最初の暴れっぷりをいなすと、頭を振りはじめたのでイワナかと思ったのですが、近づいた魚体を見るとそれより頭がとがっています。何だ?ブラウン?
確かめる間もなく上流へ走り、下流へ下りしたその魚を何とかネットに取り込むと・・・40cm絡みのブルックトラウトでした!


繊細なしなりと思えたこのロッドにファイト中の不安は一切なく、スウェルバットの効果なのか矯めて寄せるパワーはなかなか魅力的です。

□ □ □

翌週、今度は山里の小渓流へ。






藤の花を愛でながらドライフライを流してヤマメと戯れる。
こんな遊びにも、このロッドはとても良くマッチしてくれました。

デザインも、アクションも。
僕にとってはじめてのミルワード・ロッドですが、非常に気に入りました!
トラウト用メインロッドに決定♪

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