2016年12月3日土曜日

カワスズキ再び@2016秋【2.瀬付きの魚が面白い編】

 11月22日、釣行4日目。
前回まで、10年以上前の記憶やイメージを頼りに下流方面でスズキを狙っていたのですが、釣友のFuji69氏から貴重なアドバイスを頂き、それを参考に中流方面を狙うことにしました。今まではどちらかと言えば潮の干満に合わせて変化する流れの中で魚を見つけていく感じでしたが、こちらは流れの瀬についてエサを捕食するよりアクティブな個体を狙います。



 タックルは前回と一緒。ハーディのベイトリール、エラレックス Eralex とソブリン・スピニングロッド Sovereign spining rod の組合せで、ルアーはレッドフィンのメタリックシルバーをチョイス。あまりブリブリと引くのではなくて、流れの中を漂わせるイメージでトップウォーター的に使いたいのでシルバーボディがフラッシングでアピールするかな、と愚考した次第。そして何よりリールとのメタリック・コーデが格好良い♪

 そして、とある瀬のポイントについて3投目くらい。流れをデッドドリフトさせながらラインのメンディングと 糸ふけでわずかにルアーを動かしていると、ガボッと水面が割れてルアー同様のメタリックな魚がボディを水面上にあらわし、反転させるようにして豪快なチェイス!
 ルアーが水面下に引き込まれるのを確認してロッドを合わせると・・・スカっ、あれっ?
 フッキングしていませんでした(涙)。
 結局この日魚の反応があったのはこれ一度のみで終了ぉ・・・となりました。。

Fuji69氏が釣ったスズキ。この写真でテンション上げて出かけたのですが。。。

 徐々にスズキに近づいている気はするのですが、果たして今シーズン中にスズキをキャッチすることはできるのでしょうか?なんとなくこのまま終了して気がついたら早春のバチ抜けシーズン、みたいな感じになりそうな気がします(汗)。

■ ■ ■

 12月3日、釣行5日目。
 ついに12月になってしまいました。前回釣行からこの日までの間に、50数年ぶりだという11月の降雪があり、それが観測史上初の11月積雪ともなり、季節はどうやら冬に入ったようです。
 一般的にスズキは12月後半あたりから1月いっぱいまでの間は産卵のために比較的深い海へと下り、浅場へ戻ってくるのはバチ抜けシーズンの始まる2月頃、と言うことになっています。早くしないと釣りどころか、魚がいなくなるゾ(汗)。


 幸い今日は風もなく穏やかな一日。前回昼間に一度釣行しているポイントへ今回は日暮れてから入ってみることにしました。
 今回はロッドを2本持ってきました。1本はいつものハーディタックル。もう1本は8フィートのテレスコ・ベイトロッド。この竿にはPEラインが巻いてあるABU、5000スプリントをセットしてバイブレーションを使ってみようと思います。ハーディでミノーをデッドドリフトしつつ、バイブレーションでサーフェスレンジのミノーに出ない魚を拾おうと言う作戦です。


 瀬の流心から流れ出し、流れのヨレ、さらには岸沿いの掛け上がりなど魚が付きそうな場所にミノーを流しますが全くの無反応。そこで今回持参したバイブレーションを投入すると・・・3投目くらいでグッと抑え込むような当たり。すかさず合わせると、時折頭を振りながらのトルクある力強い引き。でもこれスズキじゃないなぁ・・・。
 やがて水面に顔を出したのはやっぱり髭面でした(笑)。いやぁ、それでも嬉しい。久しぶりの魚だもん!


 その後は何度か控えめのボイルもありましたが、僕のロッドに当たりが伝わることはなく2時間半ほどで帰路につきました。
 さて、今回のトライアルはタイトルに含まれている通り、「秋」が終わるまでに何とかカワスズキを釣ろうと試行錯誤した5回の釣行でしたが、残念ながらお目当てのスズキと出会うことはできませんでした。季節はもう冬に入ってしまったようなので、これで今回の挑戦は一応終了となります。続きはまた来年の秋に始めたいと思います。今回は10数年前のことを色々思い出したり、また新しい情報を得たり、なかなか興味深い釣行が続きました。このことを踏まえて来年は渓流トラウトのシーズンが終了したらすぐにカワスズキモードにシフトしたいと思います!

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