2018年5月9日水曜日

グラファイトスマグラー・スピニングロッド Hardy's Graphite Smuggler De-luxe Spinning

そして・・・幸運にもハーディ社製スマグラー・スピニングロッドも手に入れることができました!(参照:「スマグラー Hardy's Graphite Smuggler De-Luxe」


正確な名前は、グラファイト・スマグラー・デラックス・スピニング Graphite Smuggler De-Luxe Spinning です。
8フィート3インチ(251cm)のレングスで7ピース 。ルアーウェイトは1/2オンス程度のようです。

Deluxe Classic Smuggler (House of Hardy 2002 catalog)

実際にロッドを繋いでみての印象を幾つか。
まず、グリップが非常に細い。これは明らかにヨーロッパの好みですね。アメリカや日本にはない繊細・華奢なデザインだと思います。
ブランクの調子としてはモデラート。表現がなかなか難しいのですが、「肉厚」のグラファイトなのでソリッドな張りがあって柔らかくはない。けれど、胴調子。
これは明らかにバンブーのテイストを踏襲しているのだろうなと想像できます。
当然細いラインで繊細な当たりを取るような日本らしい(?)釣りは苦手だと想像できます(苦笑)。

正直なところ、テーパーデザインはルアーロッドと言うよりもコースロッド(餌釣り)に近いような気がします。ルアーにロッドアクションをつけるという発想はない模様(苦笑)。またグリップの長さもセミダブルと言えば聞こえは良いですが・・・8フィート超のレングスにしては中途半端。案外、置き竿でウキ釣りなんかマッチして楽しいかも♪


実際に入手する前は、ベイトリールをセットして使っても良いかと思ってもいたのですが、実物を手に持ってみるとやはりスピニングロッドですね(当然!)。
そこでカージナル44をセットしてみたところ、これがいまいちフィットしないんですね。重量的なバランスも良くないようだし、何より「見てくれ」がちょっと「違う」。
これは僕が思うだけかもしれませんが、ロッドのグリップが優雅・繊細なイメージのデザインなのに対してリールのデザインがヘビーデューティ過ぎる気がします。
卵型ボディのミッチェル308/408あたりの方が合うのかもしれませんがこちらは僕の手元にない。それならと丸型ボディの304を試すと今度はリールのフットが長すぎてリールシートに収まらない。

上段左:カージナル44
上段右:ガルシア・ミッチェル304
下段:カージナルC3

そこでグラファイトボディのカージナルC3をセットしてみると・・・うん、それなりにしっくり♪
取り合えずこの組み合わせで行きましょう!(笑)

これでハーディ社のグラファイト製パックロッドがフライ、スピニング共に揃いました。アブのトラベルロッド「サファリ Safari」とは異なる味わいですね。


スピニングもやはりトラウト系の釣り・・・そうだな、奥日光・湯の湖辺りでのんびりと虹鱒や川鱒を釣る、なんてのが似合っているのではないでしょうか。

昨夏のキャンプフィッシング、自慢のアブ・タックルを持ち込んだものの雨に降り込められてしまいましたが、今年はこのハーディ・タックルの2本立てで挑もうかな。


ちなみに・・・。
このロッドはイギリスの方から購入(輸入)したのですが、当然とは言え「スマグラー(Smuggler: 密航者・密輸業者の意)」なのに関税を払わねばならず、少々矛盾を感じたことを書き足しておくとします♪(笑)

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